みなとのギョギョっと食べやさい

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旬の野菜-autumn-

ビーツの上手な選び方と料理方法ビーツの上手な選び方と料理方法


ビーツの上手な選び方と料理方法ポイント1〜3
大きすぎず直径が7~8cmくらいのものを
葉付きの物は葉が活き活きとしているものを選びましょう。収穫後葉が付いたまま時間が経ったものは葉から水分が抜けていくので根の状態も悪くなります。直径が7~8cmくらいで、軽く手のひらにのるくらいの大きさのものを選びます。ビーツは大きすぎるものはスカスカした物が多くなるので、手で持ってみてしっかりと重みが感じられ、中が詰まっていることを確かめるようにしてください。また、しっかりと硬さを感じるものを選びます。皮の表面に凸凹がなく、きれいな丸型のものが良いです。茎の付け根の皮がむけていないものを選びましょう。ひげや泥が付いているものの方が新鮮です。
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「食べる輸血」と言われる野菜
「ビート」や「ウズマキダイコン」とも呼ばれるウクライナ料理のボルシチで有名の「ビーツ」ですが、彩りがきれいなだけではなく「食べる輸血」と言われるほど、鉄分や葉酸が豊富な野菜です。さらにカリウム、マグネシウムなど、ミネラルを豊富に含み、食物繊維も豊富に含まれています。ビーツの赤色はベタシアニンというポリフェノールの一種で、ブドウやブルーベリーなどアントシアニンを持つ野菜や果物は多いですが、ベタシアニンを持つ野菜はごくわずかです。この色素は調理の際に衣服に付くとなかなか落ちないので注意が必要です。手についた場合はレモン汁で落とすことができます。
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赤カブに似ているのでカブの仲間?
ビーツは赤いカブのように見えますが、カブの仲間ではなくサトウダイコンの仲間、砂糖で有名なテンサイの仲間なのです。そのため天然のオリゴ糖が含まれているので、腸内の善玉菌を増やす働きも期待できます。日本では「ビーツ」と呼ばれることが多いですが、ビート、ビートルート、テーブルビート、ウズマキダイコンなどとも呼ばれます。ビーツは赤色のものが一般的ですが、外皮がオレンジ色で、中身がサツマイモのような鮮やかな黄色のものもあります。また、ビーツの葉は鮮やかな赤いスジの入った葉で、若い葉は、ミックスベビーリーフの中に入っていることが多いです。

ビーツを保存するビーツを保存する


買ったらすぐに根と葉を切り分けます。

買ったらすぐに根と葉を切り分けます。 葉付きの物は葉の付け根の部分から切り落とし、根の部分と分けてポリ袋などに入れ冷蔵庫の野菜室にて保存します。切った残りのビーツは、切り口から傷むのでラップをして冷蔵庫に入れ早目に使い切りましょう。ビーツを冷凍保存する時は、皮付きの丸のまま水から茹でて冷ました後、皮を剥き、使う大きさに切った状態でラップを敷いたバットなどに広げて冷凍します。凍ったらジップロックなどに移し冷凍保存します。直売所などで売っている土付きの場合は、ビーツを濡れた新聞紙に包みポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。


  • ボルシチはウクライナの郷土料理で、ボルシチという言葉も、もとはウクライナ語で草や薬草の煮汁を意味するものでした。ボルシチはウクライナの郷土料理で、
    ボルシチという言葉も元はウクライナ語
    で草や薬草の煮汁を意味するものです。
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  • ビーツとグレープフルーツのサラダ。酸味のある食材はビーツの甘さを引き締めて、ほどよいアクセントになります。ビーツとグレープフルーツのサラダ。
    酸味のある食材はビーツの甘さを
    引き締めて、ほどよいアクセントに
    なります。
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  • ビーツと、ケフィアという発酵乳でつくるシャルティバルシチェイは、リトアニアの人たちが夏に食べる冷製スープ。ビーツと、ケフィアという発酵乳で
    つくるシャルティバルシチェイは、
    リトアニアの人たちが夏に食べる
    冷製スープ。
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  • ビーツの成長した葉は繊維だらけですので若い葉の方が食べやすいです。若い葉はサラダやおひたしなどで食べます。ビーツの成長した葉は繊維だらけ
    ですので若い葉の方が食べやすい
    です。若い葉はサラダやおひたし
    などで食べます。

ビーツの豆知識ビーツの豆知識


脳卒中、心臓病の原因となる血栓を予防する働きが発見され大注目の野菜。

脳卒中、心臓病の原因となる血栓を予防する働きが発見され大注目の野菜。 赤いビーツはドイツで栽培が始まったと言われており、日本には江戸時代に伝わりましたが当時はあまり普及せず、明治初期に再度日本に伝えられました。和名では火焔菜(カエンサイ)と呼ばれ、その燃えるような赤色が名前の由来とされています。日本ではまだあまり一般的には知られていませんが、世界ではとても注目されている野菜です。その理由の一つが、ビーツを食べることによって、体内でNO(エヌオー)という一酸化窒素が増えるということからです。主に運動によって生じる一酸化窒素(NO)が、血管を広げ、血管系の健康に重要な働きをすることを発見したルイス・イグナロ博士は1998年にノーベル生理学・医学賞を受賞し注目度が高まりました。またビーツは従来「アカザ科」に分類されていましたが、「DNA解析に基づく新しい植物分類学」に基づき、2009年に新しい分類体系でそれまでの「ヒユ科」と併合し、新たに「ヒユ科」として分類されています。